エクスペリア Xperia SO-01(Androidスマートフォン)を使用して車でネットラジオを聴く方法
はじめに
カーオーディオにこだわっていますか?やっぱりいつも同じ曲だと飽きてしまいますよね。かと言って新曲も特に聴きたいものは無かったりして、仕方なくいつもの曲を聴いたり、ラジオを聴いたりしているのではないでしょうか。
ネットラジオの魅力
音楽が好きな方、特に洋楽が好きな方は、ネットラジオを利用すれば常に最新の曲を手に入れることが出来ます。またネットラジオの多くはジャンル別に分かれており、例えばロックが好きでそのなかでもオルタナティブロックが好きだという人はそのジャンルのみを聴くことができます。もちろん最新のヒットチャートを紹介している曲もあります。さらに無料で聞き放題です。
必要条件①:車
- 車
- FMラジオが聴けるカーステレオ
- シガーソケット
- FMトランスミッター(エクスペリア Xperia SO-01からFM電波を利用してカーオーディオへ音楽データを送信するものです。ステレオミニプラグと車のシガーソケットを使用します)
私がオススメするのはバッファローコクヨサプライ BUFFALO FMトランスミッター BSFM11BKです。これは低ノイズを目指して設計され、ノイズを拾わない高品質なケーブルが使用されています。、実際使っていますがノイズはほとんど気になりません。しかし欠点があって、先ほど述べたケーブルが細くて柔らかいとということです。無理をして引っ張ったりしたら断線するでしょう。私は雑な取り扱いをする人間なので心配しています。
同時に充電ができるバッファローコクヨサプライ BUFFALO FMトランスミッター USB充電 BSFM12BKもありますが、私の環境ではエクスペリア Xperia SO-01にうまく充電されませんでした。電圧が対応していないのかもしれません。なのでRix iCharger XPERIA(SO-01B)用 車載用DC充電器といった専用の充電器を合わせて購入するのがベストです。その場合シガーソケットを2つ占有するのでカーメイト(CARMATE) 増設ソケット等の購入を考える必要があります。
- カーマウントキット
これはエクスペリアを固定する装置。携帯電話で使用されている方も多いのではないでしょうか。 多くはエアコン吹き出し口に取り付けるものですが、車の振動に弱く、サイズも既存のケータイ用なので横幅が狭く、エクスペリアは固定できません。なので、オススメはフロントウィンドウに吸盤で固定するタイプのカーマウントキットです。固定方法にフレキシブルアームを使ったものが多いのですが、位置をある程度自由に固定できるという利点があるものの、車という性質上、振動でズレたるのでエクスペリアのような重いものを固定するのには不向きです。よって私のオススメはケンジントン Dash Mount for iPhone and iPodです。エクスペリアでも問題なく使えます。固定方法は強化プラスティックでのアーム型、ネジ式で固定するようになっています。トップは回転するようになっており縦でも横でも使えます、一度固定するとよほどの振動が無い限り位置を保持します。この製品はアップルストアでも紹介されていてアップル公認のお墨付き。(エクスペリアですけどw)製造メーカーのケンジントンはトラックボールで名が売れたパソコン周辺機器では文句なしのトップブランドメーカーです。ただ値段が少し高いのでその辺の家電屋には並びません。
必要条件②:エクスペリア Xperia SO-01
- ネットラジオ視聴アプリ「A Online Radio」
アンドロイドマーケットへ行き、ダウンロードして使用します。ネットラジオのストリーミングサービスには大きく2つのストリーミングサービスがあり、それぞれNullsoftのSHOUTcast、Xiph.Org FoundationのIcecastがあり、どちらも似た機能を持っています。チャンネル数はSHOUTcastが多いのですが、Icecastはストリーミング形式がAAC+のチャンネルが多いように感じます。(狭い通信帯域のスマートフォンでのストリーミング再生ではAAC+形式が有利です。音が途切れません)話が少しそれましたが、「A Online Radio」はどちらも対応しています。もちろんお気に入り登録機能もあるので好きな局を登録しておけばいつでも視聴することが可能です。ラジオチャンネルの検索は「A Online Radio」上でも可能なのですが、検索機能が貧弱なので自宅のPCを利用radio tunaのようなオンラインラジオサーチサイトでチャンネルを探し、「A Online Radio」へ登録すると割と短時間でお好みのラジオ局が見つかるはずです。
最後に
ネットラジオはビットレートとファイル形式によって音質が変わります。MP3形式だと128Kbpsが並のレベルであって、AAC+だと32Kbpsが同等の音質となり、データ量は4分の1で済みます。MP3の192Kbpsのストリーミングを視聴すると音飛びがひどくて不快な思いをするでしょう。またエクスペリアを使用してカーオーディオで聴く場合、イヤフォンジャックからの出力ですし、どうしても音がアバウトになります。なのでビットレートの恩赦は128Kbps以上からは余り感じられません。スマートフォンでは通信量は少ない方が電池の消費が少なく、音飛びも減るのでAAC+の局を選ぶのがいいでしょう。