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画期的なワイヤレストラックボール『ロジクール ワイヤレストラックボール M570』 レビュー・感想

最初に

今回はパソコンの周辺機器について書きます。一般的にはマイナーなトラックボールという入力機器です。普通はパソコンのGUI操作はマウスで行います。それと同じことができるデバイスがトラックボールです。トラックボールはその名のとおり、ボールを指先で転がしてマウスポインタを動かすという方式になっています。

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M570

主な利点は

  1. 場所をとらない
  2. 肘や手首への負担が少ない
  3. 強く転がせば慣性で回り続けるので、長い距離を移動するのが快適

そして短所は

  1. 操作に慣れる時間が必要
  2. 細かいカーソル操作がマウスより難しい
  3. 上記の理由からマウスジェスチャに不向き
  4. ゲームに向かない
  5. 種類が少ない

といった具合です。私がこれを知ることになったきっかけは、DTM MAGAZINEという雑誌上で、中田ヤスタカさんの自宅スタジオがたまたま写真付きで載っており、そこで使用していたのを見て使いたくなりました。彼はマーブルマウスをホワイトにペイントしたトラックボールを使用していて、私もマーブルマウスを購入しました。それからずっとマーブルマウスだったんですが。ツイッターや2ちゃん、さらには雑誌まで「M570がバカ売れで在庫切れの状態が続く」といった話で持ちきりになっていて、そんなに売れているのなら買ってみるかといった気分で購入しました。ワイヤレスというのも魅力ですね。21771

Logicool Trackmanレジスタードマーク Marbleレジスタードマーク (マーブルマウス)

シンメトリーデザインというところも魅力的

アマゾンの評価では48人が評価していて最大5に対して4.5という高評価になっています。

 

トラックボーラー

トラックボールは種類が少なく、ケンジントン社のトラックボールか、ロジクールのものといった具合で、かなり少数派です。ケンジントントラックボールはまさにプロ仕様といった感じで¥10000以上するものが主流です。高価格のものは大玉で、手のひら全体で転がすような作りになっています。トラックボールの支え部分は人工ルビー(合成コランダム)で作られていて中古価格が全く下落しません。変わってロジクールは流通価格の¥3000から¥5000のものが主力になっています。指で転がす一般的なトラックボールです。支えは高級なモノで人工ルビー、下位機種は、白いアルミナ製(セラミック)になっています。。M570はセラミック製。

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Kensingtonのトラックボール

 

 

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ロジクール

親指トラックボール

まあそんな話はいいとして、普通のトラックボールは人差し指で転がすタイプが主流なんですね。ずっと使っていたのが人差し指のもので、果たして親指でうまく操作できるのかと思っていました。でも買って使ってみたら三日で慣れました。さすがに売れっ子なだけあって慣れれば操作は快適。ボタンが5ボタンあって、それぞれが、右クリック、ホイール、左クリック、戻る、進むとなっていて操作が楽、バッテリーの持ちが良く、単三乾電池1本で最大18か月使用可能で、『ロジクールUnifying』に対応していて互換性や省スペースも兼ね備えています。トラックボールの欠点だった、ホイールボタンドラッグの操作もやりやすくなっています。

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ボタンの感度など細かくカスタマイズできるSet Pointソフトウェア

SetPointはロジクール製品汎用のアプリケーションです。M570と組み合わせると、多彩な機能を発揮する。便利だと思ったのは、アプリケーションごとに設定を変える機能。例えば「ゲーム設定」では、ゲームの動作を検出して、ゲームでだけマウスの速度や加速をオフにしたり、ボタンの割り当て設定を変えるといったことが可能になります。

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最後に

というわけで、私の現在のパソコン環境はこんな感じになっています。ワイヤレスで統一されて配線がスッキリ整理できました。

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右下にあるのがM570

トラックボールは慣れるまでが一週間はかかると思いますが、今回のようなワイヤレスのトラックボールだと、ソファの上でもなんなく操作が可能になるので、使ってみる価値は十分あると思います。興味があればあなたもトラックボーラーになってみてはどうですか?