Ms GDocsを使用して文書作成 エクスペリア Xperia SO-01を利用して、パソコン書きの論文を制作する。スマートフォン&クラウドコンピューティング
はじめに
Android端末で文書を作成するには、これといったソフトや手段が無く、ネタとしてブログに書くに書けなかったわけです。OFFICEで作成したような文書をスマートフォンで作ることができたら便利ですし感動しますよね。それにはもちろんWORDと互換性のあるドキュメント形式が大前提です。Android OSはGoogle製なので、彼らが無料で提供しているGoogleDocsを活用し、クラウド上でドキュメントを作成すればスマートフォンでもなんとかなるんじゃないかと大体予想できるわけです。これなら互換性も問題ありません。
遂に出たGoogle Document クライアントアプリ「Ms GDocs Free」
私の使っているブラウザ「ドルフィンブラウザー」からはGoogleDocへリンクはできるものの、閲覧のみが可能といった、ほとんど意味がない状態でした。ドキュメントの作成も可能でしたが、使い勝手は悪く感じました。このソフトは文書の編集が可能です。ネット上で同期を取りながら編集するタイプなのでインターネット接続が必要です。
調べていると作者は日本の方のようですね「Ms ToDo」という使いやすいToDoアプリを作成されてました。(Monkey System) ともあれ日本製だと安心しますね。有料版もあってこちらは、¥99で広告が付きません。安いですね。
インストール
インストールは特に難しくはありません。初回起動時にGoogleアカウントとパスワードを尋ねられるので、Documentの作成に応じたアカウントを入力しましょう。
使用してみる
うーむ…、メモ帳みたいだ。それもその筈です。フォントの切替や、アウトライン、インデントなど、ちょっと高度なことはできません。できることは文章の入力、コピー、貼り付け、切り取り、そして保存のみです。でもこれで十分ですね。あの大ヒットした「ポメラ」も余計な機能はなかったですし、なによりもコンパクトなスペースで活用できることが素晴らしいといえるでしょう。
ネット上にデータを保存するという安全性
GoogleDocsにドキュメントを保存すれば、「Google File System」という技術でデータが管理されているので紛失するということはありえません。これはは、世界中で稼働する膨大な数のサーバにデータを分散保存しているので重要データを扱う際のリスク回避にも大きく貢献しています。
また、各サーバは多重化によって冗長性が確保されており、世界各所のプライマリデータセンターには異なる地域にセカンダリデータセンターや補助データセンターが用意されているため、テロや自然災害のような緊急時にもデータが消失してしまう心配はない。
学生のみんな!エクスペリア Xperia SO-01で論文を書こう!
とても非効率的な事を言っているようですが、このアプリの登場で、PCがなくてもPCで論文が書けるといったことが可能になります。取り敢えず書いてしまえば、ネットカフェでも大学備え付けのPCからでもインターネット上で細かい調整が可能になるからです。印刷もUSBメモリにデータを落とせばOK。プリンターは誰かに借りましょう。
なによりもノートパソコンを持ち運ぶ煩わしさが無く、Androidがあればよし。文字入力も今ならATOK For Androidがトライアル期間で無料で使用でき、長文の変換が楽になるでしょう。学生は忙しいですから論文を書く手間は少しでも減らしたい。そんな時いつでもどこでもちょっとした間に論文が書けるガジェットとしてエクスペリアを活用する。いいのではないでしょうか。
エクスペリア Xperia SO-01で文字入力 ATOKトライアル レビュー
あとは、入力デバイスをBluetoothキーボード化すればもっと効率がよくなるのではないでしょうか、今のところエクスペリアに対応しているのはELECOM スマートフォン対応折りたたみキーボードのみのようです。レビューを見ている限り、使えるだけで実用には値しない速度だそうです…アップデートに期待しましょう。
【ATOK Trial 対応機種】
XPERIA(Android1.6/2.1)、GALAXY S(Android2.2) (2010年11月現在)