10の仕事を1の力でミスなく回す トリアージ仕事術 レビュー
現役医師が書いたタスク管理術
トリアージとは医療用語でフランス語、意味は
災害などで多数の負傷者が出たときに、緊急の手当を加えれば生命が助かる見込みのある負傷者よりも、生命にはまったく危険のない負傷者を先に治療したり、医療機関に搬送(はんそう)したりすれば、助かる命も助からないという事態がおこります。このようなことがおこらないように、治療や搬送の優先順位をつけて、負傷者を分類することをトリアージといいます。
コトバンクより引用
このように、「医師が書いたよ!」と強調している仕事術の本です。
では内容はどうでしょうか。
伝わりやすい文章で読みやすい
まず、お医者さんらしいといいますか、人に伝えるということがうまいと感じました。
文章は平易で読みやすく、スラスラと進んでいけます。
医師ならではの優先順位の付け方
わたしが察するにこの部分を押しているのだと思います。
しかし、良くも悪くも代わり映えしないタスクの管理術だと感じました。
言っていることは説得力があるのですけれど、なんかどこかで聞いたことあるなと感じてしまう。
そのような印象ですね。
健康管理法は必見!
毎日をエネルギッシュに過ごすために、筆者が行っている健康管理の方法が書かれています。
さすがは医師といった具合で、参考になることが多い。
わたしが勉強になったと思える部分はこの部分「健康管理」についてでした。
読みやすく、いい本ですね。
タスク管理の方法と健康管理について書かれているので、興味があればオススメです。